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暖かさと機能性を追求したデサント オルテライン 見た目は同じでも長年のメンテナンスでわかった改善点!クリーニング屋が語る水沢ダウン マウンテニアの話





通常、ダウン製品は羽毛を縫い合わせたり、トップカバー(表生地)とバックカバー(裏生地)を縫い合わせたりすることで作られますが、シームレスダウンには縫い目がありません。


なので縫い合わせ部分から羽毛が飛び出すことも少ないし、雨や風の侵入も防ぐことが出来ます。


少ないダウンの封入量で十分な保温性なので、ダウン製品の外見がすっきりとしており、スポーティーな印象を与えます。


ただし、製造工程が複雑でコストがかかるため、シームレスダウン製品は通常、高価格帯の製品だったはずですが・・


今や猫も杓子もって感じでシームレスダウンだらけですね。


濡れないから雨や雪の日にも着る事が出来るダウンはほぼ全てがシームレスダウンではないでしょうか。


確かに縫い目がないため、ダウンの中に水が浸透することを防いでくれそうです。


水だけでなく風もブロックしてくれそうです。


多少の雨で外側が濡れた状態でも保温性が損なわれず、中綿が濡れてなければ速乾性にも優れてると思います。


これは、まさにアウトドアやスポーツシーンでの使用に適していますね。


縫い目がないならほつれたりする心配がありません。


ただし


圧着がはがれてしまう可能性があります。


長く着る事を最重要視すれば縫製の方が良いでしょうね。


多少、羽毛が飛び出すこともあるでしょうが、洗濯だって縫製の方が水抜けがよいのでしやすいです。


ダウンって何を基準に選んでますか?


ダウンに限った話じゃないけど・・


洋服を選ぶ基準は人それぞれです。


洋服(ファッション)は生もので旬を過ぎたら着たくないって人もいますので・・


長持ちする事よりカッコいい事。おしゃれな事を重視してる人も沢山います。


なので


オシャレのついでに


防寒性や防水性ぐらいに考えている人もいますよ。


水沢ダウンがファッションアイテムとして人気なのはそのデザイン性だと私は思っています。


見た目は同じでも・・


改善されてる点がいくつもありますね。


長年、新作を見続けてる販売店の人もその違いを感じてるでしょう。


僕はメンテナンスの目線でその違いを感じています。


デザイン一緒だから古くても良いと思ってしまいがちですが・・


中古なら出来るだけ新しいもの方が良いと思います。



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