一般的な撥水加工を施された洋服は、一時的に水を弾く性質がありますが、撥水効果の持続時間はさまざまです。
撥水性能は、洋服の素材や加工方法、使用状況などによって異なるため、一概には言えません。
ただし、通常の雨の中であれば、数時間は十分に水を弾いてくれるでしょう。
撥水効果が持続する時間は、洋服の品質や撥水加工の種類にもよります。
一部の高品質な撥水加工では、数時間から半日以上は水を弾き続けることがあります。
しかし、時間が経つにつれて撥水性能は低下する可能性が高くなります。
また、洋服の使用頻度や洗濯回数も撥水効果に影響を与えることがあります。
洋服の撥水性を出来るだけ長く維持したいのであれば・・
洗ってください。
定期的なメンテナンスこそ長持ちさせるには必要な事です。
ただし、重要なのは、撥水加工はあくまで一時的なものであり、完全に雨をしのぐことはできないということです。
強い雨
長時間の霧雨
そんな過酷な状況では、撥水効果が低下します。
はっ水が効かなくなって雨が生地の表面にはりつくようになっても、中に着てる服は濡れないならまだ防水は効いています。
中に着ている服が濡れない限り、雨具として着続けることができます。
水は生地の表面にはりつくだけで中に浸透しないなら、体を濡らすことはありません。
ただし、この防水性能も時間の経過や使用状況によって劣化します。
劣化が進めば、水が浸透してきます。
はっ水が効かなくなって生地が濡れたりするのが先か
それと同時に防水も効かなくなって中に着てる服や体も濡れてしまうのか
はっ水は効かなくても防水だけはまだ効いてるのか。
雨の濡れる事を前提に着る自分の服ってどんな状態にあるか把握していないと折角の機能性に不満を感じてしまいます。
但し生地の表面で水を弾く性能と中に着てる服が濡れない性能は雨の強さや使用時間に影響を受けます。
したがって、長時間の激しい雨や頻繁な使用に対しては、不満を感じる様になった服でも短時間の弱い雨なら大丈夫かもしれません。
どんなに高い防水性能を持つ完全防水の雨具を選んでも、新品の状態が永遠に続くわけではありません。
はっ水や防水性能が完全に効かなくなったと感じる場合。
その服は経年劣化が進んでいる可能性がおおいにあります。
時間は止める事が出来ないので経年劣化はもうどうしようもありません。
撥水性や防水性が低下する。
水が浸透してくる。
中の服が濡れる。
ゴアテックスを着てるのに、雨の中での保護機能を全て失うことになります。
ただし、通常の雨具としての機能を十分に果たせなくなったとしても洋服として着ることは可能です。
防水性を求める状況での使用には適さなくなったって事です。
経年劣化が進んだ服だと認識して使用するシーンを選べば問題はありません。
ただ、少しでも撥水や防水性を回復させたいのではあれば・・
当店には専門の製品やメンテナンス方法があります。
古くなればなるほど、効きも持ちも悪くなる傾向にあります事をご理解下さい。
劣化は修復することができないんです。
なので、完全に劣化した場合には、新たに撥水・防水の機能素材を使った服を検討することが適切かもしれません。
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