水沢ダウンの代表的なモデルで一番人気。
それが今日ご紹介のマウンテニアだと思います。
毎年同じデザインで長年販売を続けてくれていますので、まったく古さを感じませんね。
ただ年々アップデートしてよくなってますね。
新品を買う人が気になる事がサイズ感であるならば・・・
中古で買う人が気になる事はなんですかね?
値段はさておき・・
汚れや染みやニオイやダメージも気になるけど・・
買ってからどのくらい着る事が出来るのか?
つまり耐久年数なんてのも気になりませんか?
水沢ダウンは熱圧着縫製で出来ています。
縫製じゃなくて圧着です。
ポリウレタン系の樹脂を使用しております。
一般的にはポリウレタン系の樹脂の耐久年数は約2年から5年と言われているんです。
5年で終了って訳ではなく、5年も経過すれば次第にすこしずつ劣化してくるって事ですよ。
姿かたちが変るとかなくなるわけではないですが・・
剥離とかしちゃうんですかね。
耐水性
防寒性
防風性
運動性
等
の機能面にも影響を及ぼすんでしょうね。
実際、タグにもそのことが書いてあります。
これは勘違いしてる人もいるのですが・・
着ても着なくてもなんです。
製造からよーいドンで2年から5年らしいです。
そう言われれば中古で買うのってリスキーですよね。
とは言え・・
それって見た目ではわかりません。
製造年もタグに記載されてません。
デサントさん、これ是非書いてください。
ただ品番なんかを調べれば何年のモデルかがわかるのかもしれませんし・・
個人では調べようがなくてもメーカーさんでは把握出来るでしょうね。
水沢ダウンを中古で安く買いたい人はいつ製造された商品かをチェック出来たら理想的です。
出来るだけ新しい方が良いです。
沢山着て使用感のある近年物とほとんど着ていない古いもの。
見た目は近年物の方が悪くても、劣化って事を重視すれば古い方が耐久年数が短いです。
洗濯絵表示は2016年以前のものはかなり古いです。
今の洗濯絵表示であっても古いモデルであれば7年ぐらい前の製造の可能性もありますよ。
なのでより近年物かどうかはどこで見分ける?
もちろん出品者に聞けばいいんですが・・
本人が新品で購入したワンオーナー品だとは限らないですよね。
付属品として紙タグだけでなくギャランティ―カードもあればそれは間違いなく最近のモデルです。
でもそれもないなら・・
まあ中古なのでない方が多いでしょうね。
なので他にチェックすべき点をご紹介します。
二重になってるフロントファスナーのオルテラインも文字が欠けてないか?
近年物は文字欠けないです。
昔は欠けてるのが当たり前でした。
ファスナーの上部にあるチンガードが剥離していないか?
これも近年物は剥離していません。
1枚に見えるんですがこれ2枚の布を接着しています。
小さいパーツですが剥離してると内部の白が見えたりします。
それから着ては見えない部分ですが内タグを収納出来るポケットがあるかどうか?
それから内タグにダウンパスのタグがあるかどうか。
これも最近のモデルの見極め方です。
シミや汚れであれば・・・
染み抜きを含むクリーニングで改善します。
でもスレによる生地の風合いの段差による白けは改善しません。
それが最も出やすいのがフードの先端です。
このマウンテニアってモデルはファスナーでコンパクトになるフードが備わっていますがフードは収納して着るはずです。、
その際にフードの先端が後頭部に当たります。
擦れやすい部分なので、自然な感じのドレープでライン状の白けが出ます。
革ジャンの袖の蛇腹とかジーンズの髭みたいなものです。
それから裾の裏地、ドローコードが入ってるところも擦れで白けるのが多いですね。
袖をまくったところの白けなんかは汚れの可能性が高いです。
ただ襟にはスレで出来た白けと汚れで出来た白けが両方あったりしますので・・
キレイになるのは汚れだけって事を覚えておいてください。
あとは襟の小さいリブの毛玉とか首元のマイクロフリースの毛玉なんかも使用感として出やすい部分です。
でも毛玉は綺麗に出来ますよ。
安く購入出来たとしても長く着られないのではコスパ悪いですからね。
新品が最高なのは間違いないですし11万出せる人は中古なんか見向きもしないでしょうが・・
めちゃくちゃ安くなくてもいいけど、出来るだけ新しい中古は欲しいって人は参考にしてみてください。
そして中古で買ったら是非当店にメンテナンスを依頼して頂ければ嬉しいです。
Comments