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油じみにマーキングしてて付けてしまった油性マジックの染み リヨセル 染み抜き



毎日、遠方のお客様から依頼品が届きます。


ご来店のお客様と違う点はいくつもありますが、まず違うのが梱包された状態でお預かりする事です。


箱や袋に入れたら、それを閉じる為にテープを貼ります。


そのテープの貼り方。


毎回思うのですが・・


ネット通販で届く場合とは比較にならない程、執拗にテープで止めてあります。


もう、これでもか!って程の場合が実に多いんです。


メルカリで届く場合もそうですね。


例えばレターパックの封のテープの圧着ってめちゃくちゃ強いですよね。


あれは剥がれないし、剥がそうとすれば破けます。


そんなレターパックの封では不十分とばかりに更に上からテープを貼ったり・・・


箱は貼る位置が決まってるので、そこまで執拗に貼れないのですが・・


袋に入って届く服の梱包のテープはもう「無駄」と言って良いほど念入りに念入りに縦からも横からも斜めからも貼って届く場合が結構あります。


服とご対面するまで、結構じらされる感じです。


まあ、丁寧に梱包しましたって事にしときましょう。


実際、染み抜きをするのに梱包は無関係ですから本題に入ります。


油じみ


と言っても・・


  • 飲食に伴う染み

  • 皮脂

  • 油性マジック

  • メイク



それぞれ違います。


元々は飲食に伴う油じみを取って欲しい


そんな要望でした。


シミの場所を特定するためのマーキング。


透明のセロテープを小さくカットしてシミの部分に貼っただけでOKだったのですが・・


透明なテープだからもうシミは見えるんですが・・・


もっと明確にしっかり。


もっとわかりやすく念入りに。


それが今回は裏目に出てしまいました。


テープの上から油性のマジックで丸を書いてマーキングして下さったんですが・・


テープからはみ出してしまってマジックのシミを付けてしまったのです。


飲食に伴う染み



油性のマジックの染み



同じ「油溶性」のシミです。


でも


染み抜きの内容は違います。


相手(生地)はリヨセルってのも凄く厄介ですが・・


ぶっちゃけ、飲食に伴う染みだったら


前処理をしてのドライクリーニングで一網打尽って可能性がありますが・・


油性マジックのシミはそうはいきません。


シミが取れないのであればどんどん強い染み抜きをするしかないのですが・・


それが色とグロスの変化しやすいリヨセルのワンピにはしにくい訳です。


でも


綺麗になりました。


まじでよかったです。


元々なかったシミですから。


僕にシミの場所を教えようとして付いた染みですから。


持ち込みで依頼するのであればこんな染み付きませんもの。


いつも、遠方からご利用下さりありがとうござます。


マーキングも依頼票の準備も梱包も発送も面倒な作業を強いている事を充分認識しております。


必ずシミを取る


そのつもりでやっていますので、まずはご相談ください。


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