ブランドタグありません。
ケアラベルもありません。
素材も不明です。
洗濯絵表示もないので何をして良くて何をして悪いかも不明です。
それ・・
ない服だって買えるし着る事は出来ますよね。
そして・・
着たら何かしらの汚れが付きますから、洗って綺麗にする。清潔にする。ってメンテナンスが必要になります。
お洗濯絵表示ない服ってそんな多くはないですよ。
洗濯絵表示や素材情報が記載されたタグを付ける事が法律で定められていますからね。
これは消費者に商品の情報を提供し、適切なケア方法を示すための規制なんです。
この規制は、海外で製造された洋服を輸入して日本で販売する場合にも適用されます。
日本だけじゃなく多くの国の共通認識なのが今の洗濯絵表示となっています。
ただし、完全にオーダーメイドで手作りされた服には、このようなタグが付いてませんね。
これは、個別に作られた洋服であり、大量生産された製品ではないので、規制の対象外です。
ただ、手作りの服でも、素材の情報や洗濯方法などは、消費者が必要とする情報なので提供することは推奨されています。
でもね
作る人は素材はお知らせできると思いますよ。
でもメンテナンス方法なんて知らないですよね。
だから教えてって言われても教えられない。
そこ聞きます?
って感じですよね。
クリーニングに出してもらえば何とかしてくれるのでは?
はい。
何とか致します。
洋服の情報が一切ない服を洗う場合もありますよ。
そんなのお断りしてたらプロじゃないですよ。
場合によっては洗濯絵表示が全部×になってる服も洗う事があります。
家で出来ない
だから
プロに依頼してるわけですからね。
一般的には似た色の洋服や似たようなアイテムはある程度の数を一緒に洗濯するんですよ。
もちろん、色移りを防ぐため、同じ色の洋服同士をまとめて洗うようにします。
経験上、これは特に色落ちしやすって思えば、単独で洗います。
面倒なので同じような色の洋服と一緒にって思う気持ちよりも、色が出たらどうしよう?って気持ちの方が強いので事前に防ぐことが可能な事は面倒だなんて言ってられません。
一般的には洗濯機の機械力をかけてある程度の数を一緒に洗濯するんですよ。
もちろん、手洗いか洗濯機かの判断を事前に致しますよ。
洋服の素材やデリケートさやシミ抜きの内容に応じて洗濯機の機械力を制限したり、手洗いをしたりします。
洗濯機洗いも手洗いも、適切な洗剤を選ぶし、水温や洗濯時間を調整しています。
今回の様に無情報の服を洗濯する場合は、中性の柔らかい洗剤を使用し、漂白剤や強力な助剤は、洋服の色や素材に損傷を与える可能性を考慮して避けるべきなんですが・・・
今回は原因不明の広範囲の黄ばみを取ることがメンテナンスの目的です。
慎重に丁寧に作業をするのは当たり前ですが・・
ある程度キツイ染み抜きとか洗浄力を重視した大胆な丸洗いも必要になります。
これはやめた方がいいんじゃない?
って事を全部やめてしまったら古い黄ばみや原因不明のシミなんか取れないです。
当店のご利用は初めてのお客様。
わざわざ遠方から当店を選んで下さったのは染み抜きの事例を見てくれたからの他なりません。
全く情報のない洋服をクリーニングに出すだけでも不安でしょうが、今回は黄ばみの染み抜きも依頼したいとなると・・
どこが良いか悩んだに違いありません。
専門家に依頼したい。
専門家なら適切なケアでシミを取ってくれる可能性が高い。
そう思ってのご依頼な訳ですから・・
何とか喜んで頂きたい。
とにかく、預かった服を返す時に喜んでもらう事が私の仕事です。
なんだかわからない黄ばみ
今のままじゃ着られない。
でも捨てるなんて無理。
何とかまた着たい。
そんなご要望が御座いましたら是非拝見させてください。
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