綿のハーフパンツの飲食に伴うシミ 洗っても取れなかったシミ 油染み 擦れば白けますのでご注意ください。
- 染み抜き 武田クリーニング たけしん
- 2024年7月29日
- 読了時間: 3分
食べこぼしのシミって
油性のシミと水溶性のシミが混じっています。
油性とは油で溶けるシミです。
水溶性とは水で溶けるシミです。
例えばサラダに使うドレッシングで和風とか中華とか書いてあって見た目が醤油に近い色の場合。
容器を振ってから使いますよね、
容器の中で分離してるのはまさに水と油だからです。
油は水に浮いていますよね。
今日の事例の様な綿の生地についた飲食に伴うシミ。
わかりやすく「食べこぼし」って言いますが・・
ドレッシングやソースやスープでも大抵は油性と水溶性のシミが混じっているんですよ。
でもって油は水に浮くので、生地に付いたシミも表面は油性のシミ覆われていて、その油性のシミの中というか奥に水溶性のシミがいたりします。
なので僕らが染み抜きを学ぶ際に。大雑把な染み抜きの順序としては先に油性の染み抜きをしてから水溶性の染み抜きをします。
スキンケアで言えばクレンジングと洗顔の順序と同じです。
家で洗える服に付いた食べこぼしの場合。
とりえあず洗ってみますよね。
今日の事例もそうです。
でも取れなかったので・・
お客様は何とかシミを取りたくて、生地を擦ってしまったんですよ。
擦ることで取れる可能性の高いシミは油性でも水溶性もなく不溶性のシミです。
泥とかですね。
でもこれは違います。
なのでシミは取れず・・
擦った生地が毛羽って白けてしまいました。
これはあるあるでしょ。
優しくそっとやったつもりでも・・・
こするってのは生地の負担が大きいです。
特に染色の堅牢度の低い服。
繊維が細くデリケートな服。
綿やナイロンは丈夫な事で有名なので引き裂き強度的に強いけど・・
色やグロスがかわりやすいので、こすらない方が良いです。
そもそも
どのくらい擦っても大丈夫かなんてわからなくて当然ですし、シミの変化だけを見て擦ってしまうでしょ。
僕は今回全く擦ってません。
染みは予想以上に落ちにくかったんですが擦って落とすって選択肢は最後までなかったです。
染み抜き中はシミの反応だけ見てる訳ではなく染みの周りの色がグロスや質感の変化の兆しも感じる事が出来る様な染み抜きをしています。
変化を感じてからでは遅いんです。
変化の兆しを感じないとダメなんです。
その兆しを感じたら、そのまま続けちゃダメなんですよね。
洗うのは簡単
でも
染み抜きとプレスは難しい。
だから
プレスはね
しなくても平気だと思いますが・・
染み抜きだけでなくプロの仕上げって新品以上にシワがなくてきれいになるって事も是非意識してみてくれると嬉しいです。
シミも白けも取れました。
完璧な仕上がりです。
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