母が買ってくれた服
子供服は成長と共にサイズアウトして着られなくなります。
でも
捨てない服。
それは普段着じゃなくて、特別なイベントで着る服。
子供が結婚し子供を産む。
母は祖母になります。
孫のイベントで着る服。
我が子がその孫の歳に着せてあげた服が収納してある。
何十年の時を経て、子と孫が同じ服を着てイベントに出て写真を撮る。
その写真を2枚を並べてみた時。
家族の思い出としてはこれ以上ない写真になるでしょう。
その写真は更に時が経過すればするほど値打ちがあがります。
写真であれば・・
「綺麗なまま」保存するのは比較的簡単ですよね。
でも洋服となるとどうでしょう?
今日の事例の様な収納中のカビ染みと言うか変色染みのご相談はとても多いです。
収納場所の環境はお客様によって様々ですからね。
私は写真を「撮る」のは趣味です。
洋服の黄ばみや染みを「取る」のは仕事です。
趣味は思い通りのことが出来なくても、そこそこ楽しいし、プレッシャーや責任も希薄です。
だから楽しいって思うんですが
仕事はそうじゃありません。
楽しい事ばっかではないし、プレッシャーもあるし、どんなリスクに許諾して頂いていても責任は感じます。
だからこそ、綺麗になってお客様に喜んで頂けたときはとてもうれしく感じます。
どんなお仕事であっても、誰かのお役にたっていて・・
それを実感することで成長もしていけるはずです。
子供の成長はあっと言う間ですし、その成長を感じやすい訳ですが・・
大人もどんどん変化します。
その変化が成長と感じる事が出来る。
そんな仕事が出来る事を幸せに思います。
同じようなベビードレスを買う事も
借りる事も容易な時代。
でもそれじゃ意味がないんです。
家族の想い
依頼品と一緒にお預かりしてる事を胸に刻んで染み抜きさせて頂きました。
ご利用ありがとうございます。
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