面ファスナーのフック(オス)に絡みついたゴミ 効果的な取り方 ノースフェイス マウンテンジャケット ビフォーアフター
- 染み抜き 武田クリーニング たけしん
- 2023年7月3日
- 読了時間: 4分
ベルクロ(Velcro)
マジックテープ
面ファスナー(めんファスナー)
等
言い方は違っても・・
あ~~あれね。
って知ってます。
使った事あります。
服とかバッグとかに付いてる持ってますよね。
構造はいたってシンプル。
二つの異なる素材がくっつくだけ。
長い期間締め具として使われています。
何か特別なものって感じでもないし、高価なものとか稀少なものだなんて思っていません。
でもこれを発明した人は凄いですよ。
1941年に発明されたそうです。
今から82年前ですよ。
代わりになる留め具は数多ありますが・・
これがなくなったりはしません。
ずっと使われてるし、これからも使われると思います。
って事は・・・
どんな高齢の方も使って事あるし、生まれたばかりの赤ちゃんだってこれから使います。
誰もが知って留め具です。
だからもう珍しくもなんともないんです。
そんなアイテムはフォーカスされることなんかないですよ。
でも今日は、洋服のメンテナンスを生業とするクリーニング屋として面ファスナーを取り上げたいと思います。
面ファスナーは、フック(hook)とループ(loop)と呼ばれる二つの部分から構成されます。
オスとメス
でもいいし
硬いのと柔らかいの
でもいいし
トゲトゲとふわふわ
でも
なんでもいいですが・・
フック部分は小さな針状の突起で覆われており、ループ部分は柔らかな繊維で構成されています。
フックとループが結びつくことで、しっかりした接着力が生まれます。
面ファスナーを使いにくいだなんて思った事ないですよね。
使い方わからない人もいないですよね。
手先の不自由な方でも釦やファスナーより簡単に開け閉めできます。
フックとループをくっつけるだけでです。
結構しっかりくっつくんですよ。
何度も何度も繰り返し使う事も出来ます。
一定の使用寿命はありますが・・・
短期間で接着力が劣化することはありません。
大変便利な留め具なので面ファスナーは広範な用途で使用されています。
衣料品、靴、バッグ、スポーツ用品、医療機器、自動車部品、航空宇宙産業など、さまざまな製品で利用されています。
また、特殊な要件に応じて防水性や耐熱性などの機能性が高いものもあるはずです。
洋服に使われる面ファスナーは洗濯も可能ですし、乾燥機の熱にも充分耐える事が出来ます。
ただ、フック部分は、ループ以外のものもくっついてしまうんです。
わかりますよね?
面ファスナーは元々繊維を対象として開発されたため、繊維や布地との結合力が非常に強いです。
ループではないけど、ループと似たようなふわふわした素材はくっつきます。
毛足の長い、ふわふわした素材。
たとえばフリースやニットはフック部分に絡まりやすくなります。
これ気になりませんか?
え?
これなんですか?
どうしてこんな風になってるんですか?
全くお気づきになっておりませんでした。
愚問だと思いつつ取り除いていいですか?
ってお伺いすると
やってくれるんですか?
とびっくりなさっていました。
クリーニングに依頼してるので洗ってもらうのは当たり前です。
シミや汚れなら洗浄で変化します。
しかし面ファスナーにフックに絡みついた繊維はBefore&after変化なしです。
取り除くのが難しいのではありません。
時間がかかって面倒なのです。
僕じゃなくても
誰だって
手でつまんで引っ張れば簡単に除去出来るけど・・
その数が多いんです。
このまま使えない事もないけど接着力は弱くなりますし、何よりも見た目が良くないです。
使用感が沢山ある感じが改善出来ないなら仕方ないけど、改善出来るなら改善したいですよね。
クリーニングに出す前にフックのごみの状態を確認してください。
クリーニング後にそのゴミがなくなっていたら・・
それは通常の洗浄工程では必要のない時間をかけて取ってくれています。
それもクリーニング代に含まれると思うかどうかはお客様次第ですが・・
細かいところも見て気付くかどうか。
それを対処してくれるかどうか。
この差はめちゃくちゃ大きいですよ。
良いクリーニング屋だな
って思うのって、案外そんなことの積み重ねです。
ホツレをまつってくれたとか
緩んだ釦を付けなおしてくれたとか
毛玉をとってくれたとか
ちょっとした事が大きな差になります。
今日は僕がどんな風にフックのごみを取ってるか実演しますので是非真似してみてください。
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